

ついに運命の告白をしました。思い起こせばトラブル1「舞い降りた少女」の時点ではリトは、春菜一筋の純情少年でした。そこから作中時間で約1年半…リトの気持ちにいかなる変化があったのでしょうか?今回は少し真面目に振り返ってみることにします。
出会い
そもそもリトとララの出会いはトラブル1「舞い降りた少女」でした。湯船の中から出てきたララ…

それが二人のファーストコンタクトだったのです。ただこの時は、正直リトにとってララはただの厄介者でした。

はじめての変化
その気持ちにはじめての変化が訪れたのは、私見ではトラブル19「好きな人」のこのララの発言ではなかったでしょうか?

ララという娘はいい意味で子供なのです。だから全く飾らずに、春菜やリサミオにこんな発言をしてしまうのです。このあまりにも純粋な思いに、リトははじめて心が揺れたのではないでしょうか?
虎の威を借らない
ララは大宇宙を束ねるデビルーク星の王女であります。ということはその気になれば、何とでもなることでしょう。それにもかかわらず、

父親の強引な脅迫を自ら断り、

自らの魅力でリトを振り向かせようとする…そんなララにリトはさらに心動いたのであります。
おしとやかなララ
そもそもリトは、自分が「おしとやかな娘が好き」と、思い込もうとしていた節があります。

しかし誤解されがちですが、ララはものすごくおしとやかで女の子らしい一面も持っています。勉強を教えて褒められて喜んだり、

まだまだ腕は未熟ですが、

お弁当を作ったり…考えてみればララの発明品を使えば簡単にプロ顔負けの料理など作れるではありませんか?
それをしなかったのはただひとえに「自分の手作り料理を」リトに食べさせてあげたかったからではないでしょうか?私に言わせればそれは、どんな料理よりも心のこもった料理ですよ。
ついに気づいた気持ち
作中時間で約1年半の間、リトとララは常に一緒でした。

人間は、なくしてはじめてその本当の価値がわかるもの…リトにとって、ここしばらくは、心に穴が開いたような状態だったのではないでしょうか?その気持ちをリトは正直に告白したのです。
これからの二人
ララもまた、

そんな「現時点での正直な」リトの気持ちを受け入れました。時間は十分にあるのです。あせることなく、ゆっくりと愛情を育んでいけばいい…そう思います。
後記:今回の記事は私にしては珍しく、真面目な記事でした。最後になりますが、今回リトが気持ちを正直に話したのはいいことだと思っています。これからの二人に幸せあれ…本当にそう思います。

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