
「金未来杯では、一番期待されてる作品が最初に載る」という法則を主張されています。はたしてこれは本当か…と思い、過去の金未来杯にエントリーされた作品のその後を調べてみました。(注釈:2006年は金未来杯が開催されていません)
2004年
No1 34号 プルソウル 福島鉄平
No2 35号 タカヤ-おとなりさんパニック!!- 坂本裕次郎
No3 36号 BULLET TIME!!-ブレットタイム- 田坂亮
No4 37・38号 ムヒョとロージーの魔法律相談事務所 西義之
No5 39号 切法師 中島諭宇樹
寸評:最初に載った作品はダメでしたね。この年は2番目に載った「タカヤ-おとなりさんパニック!!-」が連載になりました。また、「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」「切法師」も後に連載してます。つまりこの年は、5分の3の確率で連載になりました。
2005年
No1 36・37号 ウサギとカメとストライク 天野洋一
No2 38号 スマッシングショーネン! 大竹利明
No3 39号 バカin the CITY!! 大石浩二
No4 40号 魔法使いムク 大久保彰
No5 41号 ナックモエ 村瀬克俊
No6 42号 (1)'Clock やまもと明日香
寸評:最初に載った「ウサギとカメとストライク」が連載になりました。ただそれ以外は連載になったものは無し…「ウサギとカメとストライク」の人気がズバ抜けていたのでしょうか。
2007年
No1 35号 ぬらりひょんの孫 椎橋寛
No2 36・37号 MUDDY 藍本松
No3 38号 シュガーヒーロー 及川友高
No4 39号 ANAAKI's 普津澤画乃新
No5 40号 不恋愛戦隊 ハヤタ☆ジョー KAITO
No6 41号 CLUTCH 濱田浩輔
No7 42号 ドラキュラ君と天使さん 宮本和也
寸評:最初と二番目に載った作品が連載になりました。3番目以降はダメだったようです。
2008年
No1 37・38号 べるぜバブ 田村隆平
No2 39号 アルバイターキンタロウ 高橋英樹
No3 40号 格闘王子 松雪ヨウ
No4 41号 クロガネ 平方昌宏
寸評:最初に載った作品の「べるぜバブ」が連載に他作品は現時点で連載になっていません。
総括1:2004年以外は、全て最初に載った作品が連載になっています。3/4…75%の確率ですから、中井さんの言うのはもっともです。

ということは、最初に載った福田の作品は一番有利と言えます。
総括2:エントリーされた作品22本中、連載になったのは7作品…つまり約3分の1の確率です。
総括3:金未来杯にエントリーされ、連載になっても必ずしもヒットしない。連載になったのは7作品あり、中には全18巻まで続いた『ムヒョとロージーの魔法律相談事務所』もありますが、アニメ化されたものは無いのです。
サイコーとシュージンは自作品のアニメ化をもくろんでいるようですが、まだまだ道はけわしそうですね…
追記:主人公二人は高校1年…17歳でしょうが、我らが「To LOVEる -とらぶる-」の矢吹先生は、
第14回天下一漫画賞(1997年9月期)で、『MOON DUST』により秋本治審査員特別賞を受賞。デビュー時は現役高校生で、初連載作である『邪馬台幻想記』執筆当時は18歳(連載中に19歳に)という若さであった。
以上引用ウィキペディア(Wikipedia)による
栴檀は双葉より芳しとは、まさにこのことです。

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