
原作では6話に及ぶ長編「とらぶるくえすと」を、いかに換骨奪胎するか…脚本家の長谷見先生の手腕に注目が集まるところでしたが、そんな心配は杞憂というものでありました。

原作の導入部を簡潔に終わらせ、早速花屋リト、勇者春菜、魔術師美柑、武闘家古手川のパーティーが囚われのお姫様ララ救出+RPG世界脱出に向けてたちあがる…という展開にしております。

この春菜の妄想が見られなかったのはちと残念ですが、30分という時間制限がありますのでいたしかたないところでありましょう。
話を戻します。なぜか不審な手紙を読んでRPG世界に来てしまった花屋リト、勇者春菜、魔術師美柑、武闘家古手川のパーティー…まずはRPGの定番たる雑魚モンスターを倒してのレベル上げであります。

春菜の白いパンツがまぶしい剣術も捨てがたいのですが、

やはりこの序盤のレベル上げ最大の見せ場と申しますれば古手川のポロリでありましょう。この「To LOVEる -とらぶる-」OVA版は至極残念なことに、乳首がはっきり見えないという欠点を持っているのでありますが、

この古手川の乳首は今までで一番ハッキリ見える部類に属しているといえるのではありますまいか…それにしてもララにもひけはとらぬ巨乳であります。
さて序盤のレベル上げも一通り終わり、街で休息…となる前に、OVA版オリジナルの展開が待っておりました。

原作のトラブル99「心の占める割合」で判明したことですが、リサミオは「とらぶるくえすと」の間中カジノで遊んでいたわけです。なんと原作で割愛されたリサミオがOVAで見られるとは…!

しかもリサミオは客の立場なのになぜかエロレオタード服…!ところがどっこい、「To LOVEる -とらぶる-」のすごいのはここからです。

何の脈絡もなくリサミオx春菜の百合がはじまります。そりゃ健全な男子高校生のリトも気絶しますよ。ただ彼が並みの健全な男子高校生でないところは、

さらにそのあと、気絶したあとで古手川のパンツをモロに見るところですが…なんといううらやましさ…まあいつものことですが。
閑話休題。カジノのあとは今度こそ宿屋…

原作ではこんな感じの主人でしたが、

OVA版ではなぜか御門先生…!原作では全く出番の無かった御門先生が見られてうれしかったです。

しかもリトの何の脈絡もない妄想で、御門先生との入浴シーンまで…!御門先生の手がリトの下半身に向かっているようですが…流石はリトであります。
その後一同は入浴するわけですが、

これまた原作には無かった、

シャワーシーンがあってお色気満点であります。うーむ、流石は長谷見先生の脚本ですね。ちなみにエロだけではありません。皆様ご存知のとおり、リトは廊下で寝ることになるのですが、

原作とちがい毛布を春菜に加えて古手川まで持ってくるんですね。この場面が加えられることにより、古手川のリトへの思いがより一層強く感じられるようになっています。流石は長谷見先生の脚本ですね。まさにツンデレ…!
その後の展開は若干の相違があるとはいえ概ね原作と同じです。

魔王マジカルキョーコによって、いきなりララが囚われている城に招待されます。

ちがう点といいますれば、原作であった中ボス戦が無く、ヤミちゃんとはララが囚われている城で合流することくらいでしょうか?また原作では出番があったペケも出ません。
さてヤミちゃんを加えた一行の前に立ちはだかるのは…

天条院+綾+凛の三人…

!?
ルンがおります。原作では女戦士だったのですが、

OVA版では吟遊詩人になっていたルン…職業が変わって彼女にどんな活躍が待っているのでありましょうか?きっとその竪琴で、

男塾オリンポス16闘神のジェミニのような大技をしかけてくるにちがいありません!
ギガププリン!

綾の魔法で皆のおっぱいが丸見えになり、恥辱に頬を染める中…

ルンだけ喜んでいます。そして天条院+綾+凛+ルン退場…!うーむ、不思議です。これならルンは原作通り女戦士でよかったように思えるのですが…いったい職業が変わったことに何の意味が…
閑話休題。そして原作でも屈指の名場面…

魔王マジカルキョーコ、ララ、春菜が見守る中で、

リトが現時点の正直な思いを打ち明け、

今回の騒動の黒幕であるナナモモが真相を語りだすわけです。リトの本心を聞き出すためであったと…

原作トラブル98「とらぶるくえすと」のこの場面が無かったのは残念でしたが…これで一件落着めでたしめでたし…と思っていますと、

プログラム上の存在であったはずの魔王マジカルキョーコが巨大化して暴走…!どうして倒すのかと思いきや、

ナナモモがなんと、

巨大化したセリーヌとマロンを召還して、撃破するという衝撃の展開でした。それにしても老婆心ながら、マロンはともかくセリーヌはアニメしか見ていない方にはわからないですよね。
参考:TV版の放送時期が関係?「To LOVEる」OVA版にセリーヌが出番が無い理由
まあ、素直にセリーヌアニメ初登場を喜びたいものです。これでOVA6巻で惑星ミストア編をやる可能性も無きにしもあらずかもしれません。
そして一同帰還した後は、

ナナモモが早くも同居していますね…展開が早いです。次のOVA5巻がナナモモ主役回ですのでいたし方ないのですが。
最後にまとめますが、原作では6話に及ぶ長編だけに、どうしても後日談…トラブル99「心の占める割合」が、

収録できないのはこれまたしょうがない気もします。欲を言えば前後編ならばなお良かったのですが…とはいえ、お色気あり、戦闘あり、リトの告白シーンと見所いっぱいのOVA4巻、絶対に買って損は無いできと断言できます。
追記1:お静ちゃん…

結局犬に追い掛け回されているだけで、リトたちとの絡みは一切無かったですね…てっきり女忍者の服ですので、トラブル135 「とらぶるゲーム3」のように、

リトたちの前に立ちはだかる役かと思っていたのですが…
追記2:アイキャッチですが、

囚われのララ…

この股間の「ピンクのモノ」なんですがまさかララの…ピンクの髪の女性はやはり下の毛も…(下品ですみません)いや、現実にピンクの髪の女性はおられないでしょうが。
他サイトさまの記事
To LOVEる-とらぶる-OVA第4弾「とらぶる☆くえすと」の感想(新さくら日記さま)

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