
これがなんとも河下水希先生らしい爽やかな青春快作に仕上がっております。早速考察してみましょう。

主人公…善人そうですが、気は弱そうな高校2年生の平野くん…ほとんど無理やり、「アイドル委員」にしたてあげられてしまいます。「アイドル委員」とは何ぞや?Google検索してみますと、現時点で約 1,940,000 件ヒットしました。最上位はTROUBADOUR【声優アイドル委員会】です。
要約しますれば、文化祭でアイドルのコンサートがやりたい…しかしそんな予算は無い…そこで「アイドル委員」に自分たちの高校の女子で、アイドルユニットを作ってもらう…そういう魂胆であります。
うーむ、なかなか面白い企画ではあると思うのですよ…

ローカルアイドルなどという言葉もあるみたいですしね…いろいろおられるみたいです。
しかし、即席で作れといわれましても…廃部寸前の軽音楽部の4人の女の子たちのガールズバンドで…

ってそれは『けいおん!』ですし…
閑話休題。どうすればいいのか…皆目見当もつかず帰宅する平野くん…そんな彼の前に…

?!
フリルつきのパンツがなんともまぶしいです…美少女がこけて抱きついてきてくれました。ああ…なんということでしょう。この青年も、「To LOVEる -とらぶる-」リトのようなラッキースケベの天賦の才に恵まれているというのでしょうか?

幼馴染の相沢桃花ですって…!ああ…やや地味ですが、可憐な美少女ではありませんか?しかも…

家が隣ですって…!

部屋が隣ですって…!マンガ、アニメの幼馴染キャラの条件をほぼ完璧に満たしているではありませんか。理想的幼馴染キャラ…!しかもまだあります。

お風呂場まで隣ですって…!この手のマンガでお風呂場が出てくれば相場は決まっています。相沢桃花がお風呂場で鼻歌を歌っているのですが、その美声に聞きほれた平野くん…タオルを腰に巻いて、相沢桃花が入浴中のお風呂場に乱入…

流石の…「To LOVEる -とらぶる-」矢吹先生なら乳首確実のお色気場面であります。

矢吹先生なら単行本ではこの平野くんの右腕がさがりまして、かわいいお尻が丸見えになるところでありましょう。少し残念…本作では数少ないお色気場面ですので、もう少しやってほしかったですね。

さてその後、相沢桃花になんとか文化祭でアイドルのコンサートをやってくれと、平野くんの決死の苦労がはじまるわけです。恥ずかしがりやの相沢桃花は最初は断りますが彼の熱意にほだされ、ついに学園祭当日…

見事にコンサートを成功させることができました。
冒頭でも書きましたが、非常に爽やかな作品になっております。ただ残念だったのが、

この「パンツ見られた」場面が描かれなかったことですね…『けいおん!』でも澪がしまパンを見られる場面は屈指の名場面だったではありませんか。

アンケートハガキに本作も書いてあり、結果如何によっては連載になりそうな本作…連載になった場合、
1:相沢桃花が芸能界入り…芸能界での成功物語
2:相沢桃花がローカルアイドルとして活躍、ほのぼのしたお話
のどちらかになるんですかね…いずれにせよ、

RUNへの道のりは遠そうであります。
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